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成果物サンプル / 完成形の一例

AI業務ワークセット 納品物サンプル
― 社内規定検索・FAQづくり

AIカタワークが実務化パートナーで作る「AI業務ワークセット」の一例(完成形のイメージ)です。データは架空のサンプル就業規則。

一言で:社内規定の「よくある質問」を、AIに下書きさせ、人が根拠を確認して“社内FAQ”として残す一式です。

1 依頼条件をそろえる 2 AIに聞く(既存のChatGPT/Claude) 3 人が確認して残す

Copilot等との違い=単に“検索”ではなく、“人が確認・承認して繰り返し使える型”に変えること。専用システム不要・ブラウザだけで試せます。

↓ 以下は、中身を詳しく見たい方向けです(全8項目)。

01対象業務と Before / After属人的な問い合わせ対応を、根拠付きで残るFAQに変える(全体の4ステップ)

対象業務:社内規定にまつわる「よくある質問」への回答づくり(就業規則・休暇・経費・情報セキュリティ等)。属人的な問い合わせ対応を、根拠付きで残るFAQに変えます。

Before(今)

  • 「有給はいつまでに申請?」等を、その都度 総務・人事へ問い合わせ
  • 担当者に負荷が集中し、回答も属人化・待ち時間が発生
  • AIに聞くと、一般論や“それらしい誤り”が混じる
  • 過去の回答が残らず、同じ質問に何度も対応

After(ワークセット導入後)

  • 社員が自分でフォーム入力 → 自社規定に基づく回答
  • 人が「根拠条文」を確認し、正しいものだけFAQに蓄積
  • 次からはAIに聞かず、ブラウザ内検索で即答
  • 使うほどFAQが育ち、必要な範囲へ共有できる
STEP 1「依頼条件をそろえる」でAIへの指示文を用意
STEP 2規定を読み込ませたAIに貼付 → 回答
STEP 3「確認して残す」で人が根拠を確認・選別して蓄積
STEP 4検索して即答/必要なら1ファイルに書き出し

担当(例):社員が質問 → 担当者(総務等)がAIで回答案 → 規程の所管者が根拠を確認・承認 → 承認済みFAQとして公開 → 社員が検索。「誰が確認して承認するか」を決めるのが肝です。

02Step 1:AIへの依頼条件をそろえるプロンプト知識は不要。誰でも同じ条件・形式でAIに依頼できる“標準化”

プロンプトの知識は不要です。ここでの価値は“プロンプト作成”ではなく、誰が使っても同じ条件・同じ形式でAIに依頼でき、次の確認工程へそのまま渡せること(=依頼のばらつきをなくす標準化)。「根拠を必須」「記載が無ければ推測させない」は常に有効です。

「依頼条件をそろえる」の入力項目実際に触れる →
  • カテゴリ:就業規則/給与規程/休暇・休職/情報セキュリティ 等
  • キーワード:例)始業時間、申請期限
  • 具体的に知りたいこと:例)いつまでに会社に着けばよいか?
  • FAQ件数:例)5件
  • 根拠条文を必須にする記載が無い場合は推測させない(常に有効・外せません)
03生成される指示文(自動作成)「自社規定のみ・推測禁止・根拠必須」を最初から組み込んだ指示文

入力から下記の指示文を自動で組み立てます。「自社規定のみを根拠に」「記載が無ければ推測せず明記」「根拠が特定できなければ確信度を低に」——誤りを防ぐルールが最初から入っています。

自動生成されるプロンプト(抜粋)
あなたはこのプロジェクトにアップロードされた社内規定に関する質問へ回答するアシスタントです。
以下の条件で、社内規定に関する FAQ を作成してください。

# 条件
- 対象カテゴリ: 就業規則
- キーワード: 始業時間
- 特に知りたいこと: いつまでに会社に着けばいいか?
- 作成する FAQ の件数: 5 件

# 根拠と正確性のルール
- 回答は、アップロードされた社内規定のみを根拠にしてください。
- 規定に記載が無い事項は推測・創作せず、その旨を明記してください。
- 各回答には必ず根拠となる規定名と条・項を「根拠」に記載してください。
- 根拠が特定できない場合は「根拠」を「根拠なし」とし、「確信度」を必ず「低」にしてください。
04出力フォーマット(決められた形式)毎回この固定形式(根拠・確信度つき)。だから後工程が崩れない

出力は毎回この固定形式に。根拠確信度を必ず持たせることで、後工程(人の確認・検索・蓄積)が崩れず回ります。

出力フォーマット
<!-- KATAWORK-FAQ v1 -->

## FAQ 1
- 質問: (利用者が知りたい質問文)
- 回答: (規定に基づく回答)
- カテゴリ: (規定のカテゴリ名)
- 根拠: (規定名 + 第X条第Y項。不明な場合は「根拠なし」)
- 確信度: (高 / 中 / 低)
- 補足: (任意)
05出力の実例(架空のサンプル就業規則に基づく)実在条文を根拠にした回答の実例(始業=第16条/有給=第21条 など)

実際に返ってくる回答の例です。すべてに根拠条文確信度が付き、人が確認する優先度が分かります。

  • 質問:始業は何時ですか(いつまでに始業できる状態にすればよいですか)
  • 回答:正社員の始業時刻は9時00分です(終業18時00分、休憩12:00–13:00)。9時00分から業務を開始できる状態にしておく必要があります。
  • カテゴリ:就業規則/労働時間 | 根拠:就業規則 第16条(所定労働時間) | 確信度
  • 質問:遅刻しそうなときは、どう連絡・手続きすればよいですか
  • 回答:事前に所属長へ連絡し、所定の申請を行ってください。やむを得ず事前連絡ができない場合は、可能になった時点で速やかに連絡します。
  • カテゴリ:就業規則/勤怠 | 根拠:就業規則 第13条(遅刻・早退・欠勤) | 確信度
  • 質問:有給休暇はいつまでに申請すればよいですか
  • 回答:原則として取得予定日の3労働日前までに申請し、所属長の承認を受けます。病気・事故などやむを得ない事情がある場合は、事後申請を認めることがあります。
  • カテゴリ:休暇・休業/年次有給休暇 | 根拠:就業規則 第21条(年次有給休暇) | 確信度
  • 質問:有給は1時間単位で取れますか
  • 回答:就業規則には時間単位での取得可否が明記されていません。「時間単位年休その他の取扱いは年次有給休暇管理規程による」とされているため、別規程の確認が必要です。
  • カテゴリ:休暇・休業/年次有給休暇 | 根拠:就業規則 第21条(詳細は別規程に委任) | 確信度
06人間の確認ワークフロー(確認して残す)確信度低・根拠なしを色で弾き、人が確認して残す“関所”

AIの回答をそのまま社内に流しません。確信度「低」・根拠なし・必須項目の欠落を色で強調し、人が根拠を確認し、正しいものだけを選んで蓄積します。「確信度」はAIの自己申告=確認の優先度であり、正しさの保証ではありません(最終判断は人)。

確認画面(イメージ)実際に触れる →
追加質問根拠確信度検証
始業は何時ですか第16条OK
有給はいつまでに申請?第21条OK
退職金は契約社員ももらえる?根拠なし根拠が特定されていません/要確認

色付きの行(確信度「低」・根拠なし)は既定でチェックを外し、人の確認に回します。確認して問題なければチェック、疑わしければ除外——AIの誤りを社内に広げないための関所です。

07NG・止まる条件(AIに任せない線引き)どこまでAIに任せ、どこで人に戻すか(NG・止まる条件)

「どこまでAIに任せ、どこで人に戻すか」をルールとして組み込みます。

  • 回答は自社規定のみを根拠にする(ネット上の一般論で答えさせない)
  • 規定に記載が無い事項は推測・創作しない。「記載なし」と明記させる
  • 根拠条文を特定できない回答は確信度「低」+「根拠なし」として、人の確認へ回す
  • 蓄積してよいかの最終判断は必ず人間が行う(AIは下書きと確信度の自己申告まで)
08溜まる・共有できる資産(育つナレッジ)確認済みFAQを蓄積・検索・書き出し。使うほど育つ

確認済みのFAQはブラウザ内に蓄積され、フリーテキスト検索で即座に引けます。専用システムは不要。試す段階では1ファイルに書き出して共有でき、本格運用では最新版を1か所で管理する設計にします。

蓄積・書き出し
  • 蓄積・検索:確認済みFAQを保存し、質問・回答・根拠をフリーテキスト検索/カテゴリ・確信度で絞り込み
  • 1ファイル(HTML)に書き出し:検索できる状態でオフライン閲覧・共有。※古い版が残らないよう、本格運用では正本を1か所で管理
  • バックアップ用データの書き出し・取り込み:他ツールへの持ち出し・バックアップ・再取り込み

使うほどFAQが育ち、一度確認した質問は次からAIに聞かず検索で引けます(回答のばらつきと毎回の確認負担を軽減)

3か月の伴走

この一式は、伴走の“結果”として残るものです

ツールを納品して終わり、ではありません。どの業務を対象にするか・誰が確認して承認するか・どこで人に戻すかを一緒に決め、現場で試して回る形にするまでを伴走します。

1対象業務・現状フローの整理(多い質問の把握)
2根拠資料・例外ケースの洗い出し
3確認者・承認・「止める条件」の設計
4軽量ツールとテンプレートの制作
5実業務での試行と、誤り・使いづらさの修正
6運用ルール・更新方法の引き継ぎ

料金(3か月・標準 200〜300万円)は、このツール制作ではなく、業務整理・確認ルール設計・実地の試行・改善・引き継ぎまでを含みます。

このワークセットは、実際に手を動かせます。
Step 1:AIへの依頼条件をそろえる / 確認して残す(FAQデータベース)
※ 貼り付ける回答は、社内規定を読み込ませたChatGPT/Claude等から得ます(デモ動画で全体の流れをご覧いただけます)。

この形が、自社のどの業務でつくれそうか。

オンラインの無料相談で、AI化したい業務を伺います。伺った内容をもとに、実務化できそうか/次に整理すべきことを見立て、あらためてお返しします。当てはまらない場合は、その旨も正直にお伝えします。